クライアント
北海道仁木町
業界
行政
支援内容
シニア向けタブレット利活用実証事業、ワーケーション体験、農業体験
プロジェクト概要
AKKODiSコンサルティングは、北海道仁木町の令和2年度「高齢者向け新しいつながり創出モニター事業」を受託し、デジタルを活用した環境整備を行ってきました。またフィールドワークを通じて地域改善コミュニティを目指す地方創生を進めています。その軌跡を時系列にまとめました。
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抱えていた課題
- デジタルを活用して町民に「新しいつながり」の創出を目指したい
- フィールドワークを通じて町の資源を活用する可能性をさぐりたい
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AKKODiSの取り組み
- ユーザー機能を搭載したタブレットの整備とシステムサポート
- 町民にインタビューを実施。収集した意見と仁木町が持ち資源を整理
- フィールドワークを実施。ワーケーション体験と農業体験を行う
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プロジェクトの成果
- テクノロジーを駆使しながら、ICTの活用やDXの推進活動を推進
- ワーケーションの拠点としての可能性、農作業現場の課題解決に前進
一緒に歩いてきた軌跡
2020年9月
令和2年度 高齢者向け新しいつながり創出モニター事業
高齢者をはじめとするデジタル技術になじみが薄い町民の方々へ、タブレットを活用した行政サービスを気軽に体感していただくことを目的に、手軽にニキバスや外出支援の予約を行える「Niki Town App」を開発。
合計9名の方に利用していただき、その利用状況・使用感などの意見を収集し、豊かな町づくりを目指します。
2020年10月
仁木町第1回フィールドワーク
2020年10月5日~7日の2泊3日でフィールドワークを実施。農家の方や地域おこし協力隊の方など、合計で19名の方にインタビューを実施し、さまざまな意見を聞くことができました。
最終日には収集した意見と仁木町が持つ資源を整理し、今後の可能性について役場・インタビューをさせていただいた方々へ発表を実施しました。
2021年3月
ローカルダイアログ実施
「高齢者向け新しいつながり創出モニター事業」にご協力いただいた8名の町民の皆さまと、地方創生メンバーがオンラインでつながり、町の未来について対話を行いました。
最初は慣れない様子でしたが、最後には「あっという間だった」「色々な地域の方々と話ができて楽しかった」というご意見も。まさに「デジタルは人と人をつなぐ」瞬間でした。
2021年8月~10月
ワーケーションと農業体験をしてきました!!
前年に続き、フィールドワークを8月と10月の2回実施しました。8月は「ワーケーション体験」で、仁木町を拠点に小樽・積丹半島などに足を延ばし、ワーケーション拠点としての可能性を検証しました。10月は「農業体験」をテーマとして、実際に農作業のお手伝いをさせていただくことで、農作業現場の課題についてより深く知ることができました。
2021年10月
農業体験 ~消費者に届くまで~
兼業農家の梁瀬さんの畑で、プルーンの収穫から選定・箱詰めまでを行いました。傷んだものなどを瞬時に判断しながら収穫し、選定では規格外のものを取り除き、手間暇かけて消費者の手元に届くということを改めて実感しました。規格外でも味は変わらず、また、もぎたてがやはり一番美味しくて感動しました。