国内SIer:今のSIerに求められる「課題解決型研修」。日本の社会人全員が学べば日本は「課題解決先進国」になれるはず

国内SIer:今のSIerに求められる「課題解決型研修」。日本の社会人全員が学べば日本は「課題解決先進国」になれるはず

クライアント

国内SIer A社

担当部署

EC開発事業部

業界

SI

支援内容

「課題解決研修」の実施

プロジェクト概要

国内SIerのA社では、従来の職人的なSIer人材から、クライアントの課題解決も行える論理的思考を持つ人材の必要性を感じていました。しかし社内ではそのようなSIer人材を教育するためのプログラムを作ることができず、EC開発事業部では気になりつつも先延ばしにしている状態でした。そこでAKKODiSは、社内向け研修「課題解決型研修」をA社の課題に対応した独自のプログラムを開発。2日間にわたる研修を実施しました。

抱えていた課題

今のSIerに求められているのは課題解決力

—御社は、主にシステム開発を手がけるSIerですが、若手人材の育成に関して抱えていた課題とは何でしょうか。

私は20年以上、SIerとしてやってきました。20年前は、SIerはプログラム開発、システム開発ができる職人的な仕事で、技術力が売り物というイメージが強くありました。

しかし最近では、一般の方でも簡単なプログラムならできる時代になりました。つまり、SIerは開発という技術力だけで商売ができない時代になってきていると感じていたのです。

—今のSIerに求められることとはどのような資質でしょうか。

課題解決力です。例えば、コンシューマー向けの業務をされている企業さまであれば、いかに消費者の方々に商品を購入していただくかといった問題を一緒に解決していくという方向に、SIerの価値が移っているという実感があります。

そのように求められるものが変わってきているなか、我々の技術が売り物だという旧来の価値観から脱却できていないということが、気になっていました。

弊社はSIerそれぞれが開発の専門領域を持っています。インフラ面に強い人材や、アプリケーションに強い人材といったように、それぞれが得意分野を持っているのですが、自分の専門外の分野に関して、横断的に提案や課題解決ができる人材がいなかったというのが現状です。

これまでであれば、お客さまの課題解決をプロジェクトマネージャーが業務の一環としてやることもありましたが、プロジェクトマネージャーだけでなく、プロダクトに関わる全員ができるようにならなければならないということが課題だと思っていました。

従来のシステム開発は、お客さまから「こんなシステムを作ってほしい」という要望があったら、それに対して要件通りのものを作るというのが当たり前でした。しかし、今はそれだけでは他社に勝てません。

やはり、お客さまの抱えている問題の本質を探るためにも、コミュニケーションをしっかりとらなければいけませんし、お客さまの悩みをお聞きした上で、仮説として示すことが必要になってきています。

—そのような課題解決のために、実践されていたことはありますか?

個人的に、その都度アドバイスをするということはしていたものの、体系化した答え、つまりお客さまの課題解決の方法や、仮説の立て方、大きく言えばSIerが今後進むべき道というものを指し示すことができませんでした。

プログラム言語の習得やシステム開発の基本を学ぶといった研修は行っていたものの、弊社がお客さまに対してどういう価値をもたらすか、どのように事業を成長させていかなければならないのかという観点での教育というものは、実施していませんでした。

AKKODiSの取り組み

AKKODiS社内の人材育成プログラムをカスタマイズ

—そのような状態を打破するために、外部の専門家を呼んで研修を行うということになるわけですが、AKKODiSを選んだ理由をお聞かせください。

弊社は以前からAKKODiSの人材派遣を活用しておりました。非常に優秀な方が多かったので、ぜひAKKODiS社内で行っている研修を、うちの部署でもやっていただけないかということで相談させていただきました。

—実際にはどのようなカスタマイズを行ったのでしょうか。

部署の社員40人全員に研修を受けさせる都合上、実践的な部分をメインにした2日間のプログラムにカスタマイズしていただきました。私が今回の研修でやっていただいきたい研修、つまりSIerに求められている課題解決力の向上につながる構成にしていただきました。

—研修の大まかな内容というのは?

課題解決のために必要な思考の講習と、ワークグループ、そしてケーススタディです。

一番やりたかったことが、参加者同士のインタビューでした。インタビューを受ける側はあらかじめ答えを持っていて、インタビューをする側はさまざまな質問をして、その答えを探っていくというロールプレイです。

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今回はAKKODiSが社内研修で実際に行っている「課題解決研修」を、A社さま向けにカスタマイズした研修資料の一部。
通常5時間×4日のものを、5時間×2日間に凝縮した

プロジェクトの成果

学校教育にも論理的思考を取り入れ日本を「課題解決先進国」に

—2日間の研修を受けた感想はいかがだったでしょうか。

論理的思考やディスカッション、演繹法や帰納法といったことを学んだことで、これからのSIerが必要とする課題解決力向上のきっかけになったと感じました。

なかでも痛感したのは、論理的思考の必要性です。マネージメントというのは、コミュニケーションの塊のようなものだと思います。お客さまの問題の本質を引き出すことはもちろん、部下や同僚の抱えている悩みなども聞き出したりするためには、論理的な思考回路が必要です。若手社員だけではなく、部長クラスの社員にもかなり有益だったと思います。

これからの時代は、どのような職種でも、論理的思考は必要になってくると思いますが、日本の学校教育において学ぶことはほとんどないように感じています。とても必要なことだと思うのですが授業では習っていません。日本の社会人全てが学ぶと良いと思います。今回のAKKODiSさんの研修の内容を、学校教育にも取り入れていけば、日本は課題解決先進国になるのではないでしょうか。

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IT・研究開発分野の技術研修とビジネス研修を提供しています。
目的や技術力に応じてカスタマイズすることも可能です。新人研修や人材開発トレーニングなど、さまざまな研修の一環としてご利用ください。

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