#キャリアプランナー #未経験からのキャリア #新規事業開発 #成長スピードのUP
AKKODiSコンサルティング(以下、AKKODiS)には、社員たちのキャリアアップを支援する心強いメンバーがいます。その名も「キャリアプランナー」。今回はテックコンサルタント※のキャリア支援の軸となる考え方やAKKODiSならではの支援体制、今後の方針などについて、キャリアデザイン第2部 部長に話を聞きました。
※テックコンサルタント:AKKODiSでは、エンジニアの呼称を『テックコンサルタント』としています。
ビジョンの相性を見極め、キャリア形成をバックアップ。
AKKODiSに在籍するテックコンサルタントには、私たちキャリアプランナーがついています。キャリアプランナーとは、面談を通じてのエンジニアとしてのキャリア支援を行うほか、配属先の選定、キャリア支援スキームの企画設計などを行うすべてのテックコンサルタントのパートナーです。20名近くいるメンバーのほとんどが技術者としての実務経験を持ち、その知見を生かしてサポートしています。
当社のキャリア支援の中核となるのは、2021年にスタートした「ビジョンマッチング」。テックコンサルタント個人が持つ「キャリアビジョン」や「ライフビジョン」と、企業が持つ「企業ビジョン」をそれぞれ把握し、より親和性の高い企業・部署へ配属することで現場で働くテックコンサルタントをより躍動させていこうという取り組みです。
しかし、そもそも「自分のキャリアビジョンを描く」という発想がないテックコンサルタントも多いのが実情。そこでキャリアプランナーが、何のためにやるのか、どのような人財になりたいか、その実現手段にどういったものが挙げられるのかを一緒に考え、設計していきます。
さらにクライアント企業が描くビジョンや常駐先部署のミッションをヒアリングし、その会社が抱く課題や最適な人財像の洗い出しも実施。これらのヒアリングの方法や、どうアサインを進めていくかのスキーム設計などもおこなっています。
テックコンサルタントの「その先」に選択肢を。
さらにこれから取り組んでいくのが、「キャリアステップの枝分かれプラン」です。現在、個々のテックコンサルタント評価は、本人のスキルやキャリアを基に社内規定に照らし合わせて、段階別に見える化しています。
この段階に「キャリアが分岐する」という目標点が追加され、自分がいまどの位置にいるのかを明確にし、より具体的なステップアッププランに落とし込んでいける形ですね。
そのキャリアプランは次の3つ。
1つめは技術の道をさらに究めていく「スペシャリスト」、2つめは案件の管理や自ら案件獲得を実行していく「プロジェクトマネージャー(以下PM)」、3つめは企業の課題解決に向けたコンサルティング提案をおこなう「コンサルタント(以下コンサル)」です。
この枝分かれプランができるまでは、「現場のテックコンサルタントが、課題解決提案をしてコンサルのような役割も担おう」というのが当社としてのスタンスでした。しかし今後は、ソリューション提案はコンサル部門が担当し、現場のテックコンサルタントが提案につながる課題の収集を担当します。
役割を分けることで、より大きく強固なソリューションを提案していける体制を確立。「課題解決の提案もできるテックコンサルタント」だけでなく、ハイクラスのテックコンサルタントやPMとしてのキャリアを極めたい方の道も拓かれ、キャリアの多様性がより尊重されるようになりました。
30歳で年収900万円を稼げるテックコンサルタントを育成していく。
この役割分担により、テックコンサルタントのキャリアの選択肢は広がりました。もちろん、ベテランのテックコンサルタントと未経験者では選べる選択肢の数は違います。
そこで当社では、さらなる教育の充実で「キャリアの選択ができるテックコンサルタントを増やす」という目標を定めると同時に、活躍の場を増やすことも狙っていきます。
具体的には、各種研修によるリスキリング・アップスキリングによるスキルや技能の向上です。それにより、年収約900万円の職能レベルという人財を4割以上に増やすという構想です。新卒で入社した人が毎年職能を上げることができれば、30歳には年収900万円が達成可能になります。
これを一つの指針に、市場で活躍できる技術や人財の分析をしながら、着実に市場価値を上げていける人財を増やすサポートに取り組んでいきます。
成長スピードUPのために、関連する全員が一丸となってサポート。
ただ、中にはなかなか成長の糸口がつかめないテックコンサルタントもいます。その原因に、成長に向けた課題設定がしっかりできていないことや、同じような業務に就業している場合は、成長が見込めないことなどが考えられます。
現場側でこの判断をするのはかなり難しい上、本人も外に飛び出せばより成長できる環境があるということに気付けないケースも多いんですよね。
そこで私たちが第三者の立場として入り、「こうすればもっと早く成長できるのではないか」や「別の案件に携わった方がいいのではないか」などの道しるべを示していきます。実はキャリアデザイン本部がテックコンサルタントのアサイン権限を持っているのはこのため。
一般的に、お客様の開発案件に対しては、常駐していないテックコンサルタントが対応することが多いと思いますが、当社は個々のキャリアを考えて「NO」を言うこともできる。これはとても珍しいケースなのではないでしょうか。今後はさらに、配属後もより積極的な伴走を継続。次の現場が本当に成長できる環境であるかの確認をしていきたいと考えています。
また、実際に人事評価をおこなう上司とも認識のすりあわせをするほか、配属先のお客様とも面談を実施。3者の見解を踏まえ、本人がその現場で成長できそうであれば継続し、これ以上の成長が見込めなさそうであれば計画的にその現場を終了して別の現場にアサインします。
このように、キャリアプランナー、上司、担当営業、お客様の全員でテックコンサルタント一人ひとりの成長と真剣に向き合い、サポートしていく。そんな強固な輪を私たちが主導してつくっていこうとしています。
変革期を迎えたAKKODiSで成長し、変化を楽しんでもらえたら。
AKKODiSは今まさに、一番の転換期を迎えています。これまでの人財サービス業界の枠組みから脱却し、イノベーションを支援するエンドツーエンドのコンサルティングサービスを提供するコンサルティング会社へと生まれ変わりました。
現場の力を携えたソリューションで日本の未来を変えていく。そんなものすごく面白いチャレンジができる会社に変わろうとしています。
だからこそ、ぜひ成長に対し積極的に取り組める方にご入社いただきたいですね。
ビジョン形成については私たちがしっかりお手伝いしていくので、現時点で明確なものを設定されていなくても大丈夫。大事なのは、会社や環境のめまぐるしい変化を楽しみながら自分自身を成長させていくことだと思います。
PROFILE
寺野
キャリアデザイン本部キャリアデザイン第2部 部長
2011年、新卒で株式会社VSN(現AKKODiSコンサルティング株式会社)に入社。未経験からテックコンサルタント経験を積み、主にソフトウェアエンジニアとして活躍。チームリーダーとしてメンバーのマネジメントを担った経験を生かし、キャリアプランナーに転身。2023年1月、キャリアプランナーが所属するキャリアデザイン本部のキャリアデザイン第2部部長に就任。現在は2児の母として時短勤務中。
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※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。