2023.12.13
調査リリース世界30ヵ国でデジタルとエンジニアリングを融合させたソリューションを提供するグローバルリーダーであるAKKODiSの日本法人で、企業および組織へエンドツーエンドのコンサルティングサービスを提供するAKKODiSコンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 健一郎、「以下、AKKODiS」)は、この度企業のエンジニア採用担当者527名を対象に「今後、現場においてニーズが高まると予想されるIT技術やサービス」について調査を実施いたしました。
企業のエンジニア採用担当者500名が、「OS・サーバ・ストレージ・データベース」の分野で今後ニーズが高まると回答した1位は、「AWS」、2位「Google Cloud Platform」、3位「Azure」と、いわゆる世界三大クラウドが上位を占める結果になりました。昨年の調査から「AWS」、「Google Cloud Platform」は約2倍に上昇しました。
企業のDX推進を支援するためにも、クラウドサービスを提供する各社はアジャイル開発や高度なデータ分析に対応できるサービス拡充に注力しているため、最新の技術をもつクラウドエンジニアへの需要は今後も高まることが予想されます。
「ネットワーク・セキュリティ・運用」の分野で、今後ニーズが高まると回答したものは、1位「クラウドセキュリティ」、2位「次世代ファイヤーウォール」、3位「IDS/IPS」という結果になりました。昨年の調査と1位に変動はありませんでしたが、2位、3位は倍近い数値となり順位も大きく変動しています。近年の業務のクラウド化に伴い、大手企業から中小企業まで多くの企業が多様化するサイバー攻撃やセキュリティ事故により、被害金額が増加しています。セキュリティ対策は、企業にとって喫緊の課題となっており、そうした意識の高まりが反映された結果になりました。
「手法/開発/DS/言語」の分野で、今後ニーズが高まると回答したものは、1位「人口知能」、2位「アジャイル/スクラム開発」、3位「オープンAI(ChatGPTなど)」という結果になりました。1位の「人口知能(AI)」は昨年と同様ですが、オープンAIが2022年11月に公開したChatGPTが第3位にランクインし、AI関連のキーワードへの注目度が高いことが分かります。国内の労働生産人口は減少の一途をたどっており、製造業、カスタマーサポート、デジタルマーケティング等、あらゆる分野や業界で人口知能やデータ活用による業務効率化へのニーズが一層拡大していくと予想されます。
「フレームワーク/ソフトウェア・ツール/言語」の分野で、今後ニーズが高まると回答したものは、1位「Java」、2位「Git」、3位「Ansible」という結果になりました。こちらに関してもエンジニア不足を解消するため、IT機器の管理を効率化・自動化するツールが上位にランクインしています。
「サービス・ソリューション」の分野で、今後ニーズが高まると回答したものは、1位「Microsoft 365」、2位「M365 Power Apps」、3位「メタバース」という結果になりました。2位にランクインした「M365 Power Apps」は、Microsoft社が提供するPower Platformを構成するサービスの一つで、ローコード/ノーコードでアプリケーションを開発でき、プログラミングの知識がなくても業務効率化を推進できるツールとしてニーズが高まっていると考えられます。
調査対象︓ 企業のエンジニア採用担当者
サンプル︓エンジニア採用担当者(正社員 527 名)
調査⽅法︓インターネット調査
実施時期︓2023年9月29⽇〜9月30日
AKKODiSは、コネクテッドデータの力を活用し、デジタルとエンジニアリングを融合させたソリューションを世界30ヵ国で提供するグローバルリーダーです。 AKKODiSコンサルティング株式会社は、「日本を、課題解決先進国に。」というビジョンを掲げ、日本において事業を展開しています。戦略、プロジェクトマネジメント、テクノロジー、アカデミー等、多岐にわたる領域のコンサルタントを10,000名以上擁し、企業および組織のイノベーションを支援するエンドツーエンドのコンサルティングサービスを提供しています。
上流領域のコンサルティングから、システム開発、教育、現場の保守・運用までを包括した、Consulting、Solution、Academy、Talentの4つのサービスを提供することで、組織の変革を伴走しながら支援しています。