派遣登録から就業までの流れとは?登録時の注意点やよくあるQ&Aも紹介

公開日:2021.07.30

派遣のキホン
 

近年、個人のライフスタイルが多様化するなかで、自分らしさにこだわり、能力を生かして働きたい方にぴったりな「派遣社員」という働き方が注目されています。

しかし「派遣の仕事に興味があるけど、どのように手続きをすればよいかわからない」「そもそも派遣登録は必須なの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、初めて派遣登録をする方が悩みやすい、派遣登録の方法について解説していきます。就業までの一連の流れについても触れるので、ぜひ最後までご覧ください。

派遣で働くなら、まずは派遣登録が必要!

派遣会社は、自社に派遣登録をしている方を対象として、仕事を紹介するというシステムを採用しています。

そのため、派遣社員として働くことを検討している方は、最初に派遣会社への登録が必要となります。

働きたい案件が見つかっていない場合や、その派遣会社で働くことが決まっていない場合でも、登録を先にしておくことがおすすめです。派遣登録をすることで、仕事についての相談に乗ってもらうこともできますし、非公開求人のなかから希望に近い仕事を紹介してもらえるケースもあります。

派遣先で勤務する期間は、中期・長期の場合もありますが、単発や短期で働ける求人も存在します。

派遣登録の方法

現在主流となっている派遣登録の方法は「Web登録」と「来社登録」です。それぞれメリットがあるので、派遣登録をする際は、自分に合った方法で手続きを進めるとよいでしょう。

Web登録

Web登録は24時間いつでも登録ができるため、利便性が高い登録方法です。新型コロナウイルス感染症流行の影響もあり、直接対面せず登録ができるWeb登録は2021年現在で最もスタンダードな登録方法となっています。

まとまった時間が確保できない方や、派遣会社の事務所が遠い方、休日に登録をしたい方なども、Web登録であれば自分の都合に合わせて手続きを進めることができます。また、自宅で参考サイトなどを参照しながら、自分のペースで登録を進められるというメリットもあります。

もちろんAKKODiSでも来社せず、Webでの派遣登録が可能です。入力が必要な項目は、氏名や生年月日、メールアドレスや電話番号と少なく、数分で登録を完了することができます。

尚、インターネット環境をお持ちでない方は、電話での登録も可能です。

来社登録

来社登録は、派遣会社が開催する登録会に参加して、派遣登録をする方法です。

来社登録は対面で派遣会社の担当者と話すことができるため、自身の人柄や、仕事の希望について伝えやすいといったメリットがあります。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴って対面での登録が減り、現在は主流の登録方法ではありませんが、派遣会社の雰囲気を直接訪問して知っておきたい方、自身の人柄や要望を対面で担当者に伝えたい方は、今後新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いた際に利用をご検討ください。

派遣登録から就業までの流れ

派遣会社への登録から就業までの具体的な流れについて見ていきましょう。

1. 就労を希望する業界や職種を決める

派遣会社に登録する前に、就労を希望する業界や職種を検討します。

派遣会社には、「IT業界に特化している」「事務職種を多く扱っている」など、扱っている職種・業界に特徴があります。そのため、希望の職種・業種の案件について取り扱いの多い派遣会社を選択し、登録手続きを行ないます。

2. 希望の仕事を保有している派遣会社に派遣登録する

希望の職種・業種に強い派遣会社をリサーチし、派遣登録をします。

派遣登録では、プロフィールや保有資格・経験や、仕事内容の希望条件などを登録していきます。

登録時の情報をもとに、派遣会社の担当者から仕事の紹介を受けることになります。そのため職務経歴書はできる限り詳細に記入するようにしましょう。

3. 必要に応じて、Web面談を受ける

派遣登録時の情報をもとに、派遣会社の担当者とWeb面談をすることができる場合もあります。

Web面談は、文字だけでは伝えきれなかった希望や条件を伝えやすいというメリットがあります。また就労に関する不安なども相談することができます。

4. 仕事の紹介を受ける

登録情報や面談で伝えた希望をもとに、派遣会社から仕事の紹介を受けます。

仕事を受けるか受けないかを即答する必要はありません。派遣会社の担当者に回答期限を確認し、よく検討してから返事をするとよいでしょう。

紹介される仕事は希望の職種だけでなく、派遣会社の担当者が客観的に判断したうえで、おすすめの仕事を紹介されることもあります。

派遣先企業の職場見学が実施されることも多く、当日は仕事内容についての説明もされます。その際に自己紹介や経歴などを尋ねられることもあるため、簡単に話せるように情報をまとめておくとよいでしょう。

5. 就業開始

採用が決定した場合は、就業が開始します。

なお、AKKODiSでは、就業開始後も担当営業または担当キャリアコーチが定期的に職場の状況をヒアリングしています。仕事の不安や悩みなどがあれば相談できる環境を整えているので、初めて派遣社員として働く方もご安心ください。

派遣登録の際に注意すべきこと

派遣登録では難しい手続きはありませんが、希望に沿った仕事を紹介してもらうために押さえるべきポイントがあります。

職務経歴書をできるだけ詳細に書く

職務経歴書は可能な限り詳しく記入するようにしましょう。

職務経歴書を詳細に記入することで、仕事内容のミスマッチが起こりにくくなり、スムーズに希望の仕事を得ることができます。

また職務経歴書の内容に変更があった場合は、速やかに内容を更新するようにしましょう。情報を最新の状態にアップデートしておくことで、より適した仕事の紹介を受けることが可能になります。

最低限のビジネスマナーを押さえておく

正規の社員じゃないからといって、ビジネスマナーを疎かにしてはいけません。

企業の担当者と面談をする際は、相手の目を見て、はっきりと聞き取りやすい声で話すなど、コミュニケーションの基本スキルが身についていることをアピールできるとよいでしょう。

近年はマスクを着用して面談を行なうケースも増えています。表情が隠れがちになる分、所作や衣服の清潔感などをきちんとすることを心がけましょう。

派遣登録に関するよくあるQ&A

最後に、派遣登録をする際に、よくある疑問点について見ていきましょう。

派遣登録になにか条件はある?

AKKODiSでは、派遣に登録する際の条件は18歳以上であり、原則として仕事の実務経験が2年以上ある方を対象としています。

ただし、経験がない方に紹介できる仕事も多数扱っているので、まずはお気軽にお問い合わせください。

すぐ働きたいわけではないけれど、登録だけしてもOK?

現在就労中の方など、派遣登録後にすぐ働けない場合でも派遣登録をすることは可能です。

しかしいつから働けるのかが明確ではない場合は、仕事の紹介をすることが難しいです。すぐに働けない場合は、登録時に派遣会社の担当者に現状を説明し、いつから仕事の紹介を受けられるのかを明確にしておくとよいでしょう。

未経験でスキルがなくても大丈夫?

未経験歓迎の派遣の仕事も多く存在します。AKKODiSでも、経験がなくても就業できる仕事を多数取り扱っています。

もし未経験であることや、スキルがないことが不安な場合は、あらかじめ派遣会社の担当者に相談しておくとよいでしょう。

登録後どのくらいで働くことができる?

仕事を紹介するまでの期間は、派遣会社や、仕事の希望条件によって異なりますが、AKKODiSでは早ければ1営業日中にご連絡をしています。

しかし、仕事の紹介は、就労者と企業の希望・条件がマッチした場合に行なわれるため、紹介まで時間がかかる可能性もあります。

年齢が高いけれど、仕事を紹介してもらえる?

派遣の仕事には、60歳以上のシニア世代の方も就業可能な仕事もあります。また扶養控除内での仕事などもあるので、派遣会社の担当者と仕事の希望についてよく相談するとよいでしょう。

海外から帰国予定の場合も登録できる?

AKKODiSでは、海外在住の方でもWebから派遣登録をすることが可能です。

また、日本に在留している外国籍の方も、在留資格の範囲内での就労が可能となっています。登録の際は「在留カード」「外国人登録証明書」で在留資格や在留期間の確認を行ないます。

その他、AKKODiSの派遣登録に関する疑問点については『よくある質問別ウィンドウで開く』をご覧ください。

派遣登録をお考えの場合、まずは気軽に!

派遣登録や、就業までの流れについて解説してきました。

派遣会社は自社に登録している人材に対して仕事を紹介するため、派遣社員として働く場合は最初に派遣登録が必要です。

従来は派遣会社の担当者と対面して登録手続きをすることが主流でしたが、現在はWebを用いた非対面での登録に対応している派遣会社も多くあります。

AKKODiSでは、派遣先企業での就労がスタートしたあとも、ひとりひとりのキャリアビジョンの実現に向けて個々に寄り添い、担当営業または担当キャリアコーチがしっかりサポートします。

またAKKODiS(アコーディス)ではITエンジニア未経験の方向けの仕事も多数扱っているので、仕事の希望や、就業に関する悩みなども、お気軽にご相談ください。

(2021年7月現在)

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